お散歩時には「マスク」をかけて、自宅では「消毒用アルコール」で除菌して、これで予防策は万全!と思っていませんか?
でも、これは全て飼い主=人間用の予防策のお話し。。。
愛する犬ちゃんや猫ちゃんのインフルエンザ予防は?インフルエンザに関する知識は?
今回は、「愛犬・愛猫はインフルエンザにかかるの?」という素朴な疑問を聞いてみました。

| アセラ | 今日は、動物のインフルエンザについてお話しを聞かせて下さい。よろしくお願いします。 |
|---|---|
| 先生 | こちらこそ、よろしくお願いします。 |
| アセラ | 今日は吉祥寺駅から井の頭公園を歩いて来たのですが、お散歩中の犬ちゃんた〜くさんいましたよ。 |
| 先生 | ちょうど井の頭公園の紅葉も見頃を迎えて、とても良い時期です。 |
| アセラ | お散歩中の飼い主さんで、マスクを付けている方もちらほら見かけました。 数日前に「米で猫が初の新型インフル、人から感染?」のニュースもあって、 犬や猫にもインフルエンザが感染するんじゃないかと心配ですが、、、 |
| 先生 | 数年前にも猫がインフルエンザに感染した例はありましたが、新型ではありませんでした。 ちなみに、犬に関しては感染した例は聞いたことはありません。(2009年11月12日時点) 実は、動物病院ですら、犬や猫のインフルエンザに関する情報が届いてきていないんです。 家庭で飼育する動物だと、イタチ科のフェレットはインフルエンザにかかる事が判明しています。 フェレットを飼っている方は専門医に聞いてみるといいでしょうね。 |
| アセラ | へえ〜、フェレットだけは要注意なんですね? |
| 先生 | ん〜、そうとも言い切れませんね。 今、猛威を奮っているインフルエンザが、来春には犬や猫に感染する可能性は否定できません。 ウィルスは変異を繰り返しますので、今は大丈夫でも、いずれ犬や猫にも注意が必要になるかもしれません。 今は、なかばパニック状態で、人間用のインフルエンザ検査キットですら不足しています。 この状態で、動物用に検査キットが提供されるのは、ずいぶん先だと思いますよ。 悲しいかな、日本では、まだ獣医がインフルエンザを検査する事ができない現状です。 |

| アセラ | そうでしたか?何か家庭で出来る予防策はありませんか? |
|---|---|
| 先生 | 人間同士の場合、風邪をひいたり咳が出たら、マスクをするのがエチケットですね。 同じ気配りを、犬ちゃんや猫ちゃんに対しても心がけてあげると良いと思いますよ。 飼い主が風邪をひいたら、犬ちゃんにうつらないように、飼い主はマスクをする。 |
| アセラ | 人間同士が守るべきエチケットを、動物相手にも・・・という事ですね。 |
| 先生 | そうです。 大切な家族を守るためのマナーやエチケットだ思えば、納得いくでしょう? |
| アセラ | すごく納得できます。 |
| 先生 | あとは、過剰な接触をしないことも大事です。 風邪をひいた人に抱きつかれたら、誰だって嫌なものです。動物だって同じですよ。 |
| アセラ | あの〜、そもそも、動物は風邪をひくんですか? |
| 先生 | 犬や猫も、しつこい咳をしたり、鼻水が出たり、風邪によく似た症状を見せることがあります。 犬の場合には『ケンネルコフ(犬の呼吸器症候群)』、猫の場合には『猫ウィルス性鼻気管炎』の恐れが考えられますので、長引く場合には、かかりつけの動物病院で診てもらって下さい。 |

| アセラ | 犬や猫にも風邪のような症状があるなら、マスクをさせたほうがいいですか? | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 先生 | 犬にマスクは無理だよ(笑) 口をあけられなくて苦しいし、熱中症になっちゃいますよ。 積極的に散歩に出かけて運動させて下さいね。ただし・・・ | ||||
| アセラ | ただし・・・? | ||||
| 先生 | 犬や猫にはそれぞれ、特有の伝染病(ウイルス)があります。 その伝染病にかからないための一番の予防が、ワクチン接種です。 予防できる病気で愛する家族(犬や猫)を失うことがないよう、予防接種をしっかり受けさせることが大切です。 | ||||
| アセラ | 定期的に受けているワクチン接種、大事ですね。 | ||||
| 先生 | うちでは、初診の場合、その子の家庭環境やアレルギー症状などをヒアリングをします。 特に致死率が高い伝染病や、気をつけたらいい病気はどれなのか?を説明します。 犬種・年齢・家庭環境によって引き起こす副作用も違いますので、獣医師と相談して決めて下さいね。 | ||||
| アセラ | よくわからずに、獣医さんから勧められたままワクチン接種しているんじゃないかな? | ||||
| 先生 | では、基本的な伝染病について、ごくごく簡単に説明しますね。
|

| アセラ | 特に気をつけてほしいウイルスって、どれになりますか? |
|---|---|
| 先生 | 犬だと、特にパルボウイルス。 便の中に排泄される上に、生存期間が長〜いウイルスなんです。 |
| アセラ | え?ウンチの中に・・・ |
| 先生 | そうです。 お散歩中に他の犬のウンチ踏んだり、おしりをクンクンして、その犬がパルボウイルスにかかっていたら・・・ 寒い時期は、野外の排泄物内のウイルスは1週間以上、場合によっては1ヶ月も生存する可能性があります。 |
| アセラ | えーーー!ウンチを踏まずに散歩なんて、難しいですよ。 |
| 先生 | いやいや、だから「ワクチンを接種して安心して出かけましょうね。」なんです。 他の犬ちゃんに迷惑をかけないためにも、です。 |
| アセラ | あ、そうでした。では猫は? |
| 先生 | 猫は、どのウイルスもかかりやすいですね。 外出時の猫同士のケンカや交尾、感染猫のくしゃみや咳などの空気感染でうつります。 老化やストレス、寒さでも免疫力は落ちてしまうので、この3種の予防接種はオススメしています。 |
| アセラ | 犬ちゃんはお散歩帰りに、ウンチを踏んだ手足(肉球)から、家の中にウイルスを持ち帰り 猫ちゃんは、手足(肉球)からに加えて、空気感染も・・・。 |

| 先生 | パルボウイルスが怖いからって、お散歩帰りに毎回手足を洗うのも良くありません! |
|---|---|
| アセラ | 先生、帰ったら「手洗い、うがい」ですよ! |
| 先生 | 人間はね・・・(苦笑) 犬や猫には、体の表面に常在菌がいて、免疫力とウィルスの間でバランスを取っています。 手足を洗いすぎるとその常在菌まで洗い流す事になりますよ。 キレイにしすぎるのも、動物自体の免疫力を下げる結果になります。 |
| アセラ | 散歩帰りはどうしても手足が汚れますが、その場合はどのようなお手入れが良いんですか? |
| 先生 | 犬や猫だけ土足で部屋に入るのも、一緒に暮らす家族としては気持ちよくありませんね? 外出帰りの手足(肉球)は、堅くしぼったタオルで拭いてあげるのが一番だと思います。 |
| アセラ | お風呂場直行で、シャワーで洗うのはダメですか? |
| 先生 | その場合は、手足、特に肉球周りは、しっかりと乾燥させて下さいね。 洗うことよりも、乾かすことが、肉球のお手入れでは大切なことです。 乾燥不十分だとジメジメが気になって、手足を舐めてただれてたり、皮膚病や臭いの原因になります。 |
| アセラ | はい、舐めすぎはいけませんね! |
| 先生 | 冷風ドライヤーが一番なんですが、時間もかかるので、堅くしぼったタオルで優しく拭いてあげて下さい。 乾燥しても、まだムズムズしているようだったら、シッカロールをはたいてあげるといいでしょう。 肉球周辺の長い毛は乾燥の妨げになるので、程よい長さにカットするのもいいですね。 |
| アセラ | わかりました。 肉球のお手入れには『乾燥第一』と覚えておきます! |
| 先生 | 犬ちゃんや猫ちゃん達にとって、飼い主様と楽しく健康に生活することが一番。 伝染病やインフルエンザも確かに怖いですが、困ったら気軽に相談できる専門医がいると安心ですよ。 |
| アセラ | ふじもと先生、今日はありがとうございました。 |
●ふじもと動物病院
TEL:0422-24-0661
http://fujimoto.a-thera.jp/
ふじもと先生はこんな人!
「わかりやすく、丁寧に・・・」の言葉通り、インタビューにも丁寧に答えていただきました。
お散歩に最適「井の頭公園」

TEL:0422-24-0661
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ふじもと先生はこんな人!

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お散歩に最適「井の頭公園」











